ジュニアコンディショニングトレーニング内容

ジュニアコンディショニング

コンディショニングトレーニングとは、発達過程で飛ばしてしまった動きを再学習し、身体の土台をしっかりさせ、走る・動く・跳ぶなどの基本動作をはじめ、姿勢・柔軟性・バランス感覚を養います。

この運動技能はスポーツ(運動)だけでなく、日常生活など、様々な身体動作に通じる子どもたちの一生の基礎となります。

子どもの運動神経の発達が急速に加速する時期は、9~12歳のゴールデンエイジと言われています。

この時期は、多くの専門的な動きの習得の基盤が築かれるという概念があります。

また、この前の世代(6~8歳)のプレゴールデンエイジには、身体への多くの刺激をインプットすることで、その後の技術の習得に大きな影響があると言われています。

この時期に、“質”。“量”ともに最適な刺激を受けることでパフォーマンスに変化が現れるのです。

 

コーディネショントレーニング

コーディネーショントレーニングとは、神経系の運動能力を高め、運動神経を鍛えるトレーニングです。

コーディネーショントレーニングには、リズム能力・バランス能力・変換能力・反応能力・連結能力・定位能力・識別能力の7つがあり、これらは運動神経の発達を促し、スポーツ全般の運動能力に大きく関わるだけでなく、音楽やダンス更にコミュニケーションや学習能力に関連している能力です。

 

コーディネーショントレーニングでは、運動能力を空間認知・反応・リズムやバランス等に分類して、それぞれを高めていきますが、誰でも楽しく汗をかき、運動能力やスポーツパフォーマンスの向上に期待できるトレーニングでです。


アダプテーショントレーニング

アダプテーションとは【適応】という意味ですが、自分以外の“環境”に対して自分の身体を【適応】させて動くことが、日常生活動作やスポーツ動作などのパフォーマンスに大きく影響を及ぼしています。

 

 アダプテーション・トレーニングをすることで、今ある運動「機能」を統合し、「能力」として無意識に落とすことで、より高度で巧緻な運動の走る、投げる、飛ぶ、蹴る、転がるといった「技術」の習得に繋がっていきます。

ビジョントレーニング

ビジョントレーニングとは、目の見るチカラ「視覚機能」を高めるためのトレーニングです。

眼球を動かす筋肉、眼筋を鍛えることで、両目を使って目標物を正確に捉えたり、目の情報を脳で処理して体を動かす運動能力を向上させる効果があります。

 

アスリート選手のパフォーマンス向上や発育期の子どもの視覚機能や学力・運動能力の向上、集中力アップに有効です。


体軸トレーニング

体軸とは、身体を上下に貫く軸のことで、体を動かしていく重要とされる身体感覚(体性感覚的意識)のことを言います。

体軸トレーニングとは、身体全体の筋肉バランスを整え、子どもの運動神経の発達の土台となる『正しい身体の使い方』を身につけていけるトレーニングです。

本来持つ身体をうまくコントロールする能力を養うことで、自分の身体感覚を感じとり、イメージ通りの動きができるようになります。

 

 


子どもはどんな姿勢をしていますか?

子どもの姿勢、注意して見ていますか?

子どもは姿勢がいいかどうかなんて、自分では気にしていません。勉強しているときもテレビを見ているとき、だら~んと椅子に寄りかかっている方が楽ですし、自分から姿勢を正そうなんて気は起こりません。

子どもが自分で姿勢の悪さに気づくことはまずないので、周りの大人がしっかり声かけをしていかなければ、その姿勢のまま大きくなってしまいます。

最近では、特にどこも悪くないのに頭痛やだるさに悩む大人が増えていますが、その原因のひとつに姿勢の悪さがあると言われています。

また、姿勢の悪さが体調面だけでなく心の問題や学校の成績にまで影響するとしたら、何としても子どものうちに治してあげたいと思いませんか?

子どもの姿勢が悪くなる原因として、スマホやテレビゲームや運動不足、また正しい姿勢を知らない子どもが多いのが現状です。

昔は背筋を伸ばしていなければ、家庭でも学校でも厳しく叱られました。しかし今やそのようなことが減り、姿勢を正さなければいけないという機会自体が減っています。正しい姿勢を身につけるきっかけがないために、楽な姿勢を続け、姿勢がどんどん悪くなってしまうのです。

子ども達の身体はまだまだ成長の途中にあり、今の時期に身体のバランスをしっかり整えておくことが丈夫な身体作りの基礎となるからです。

姿勢が悪いと骨格が歪み、その歪んだ骨格にさらに歪んだ状態で筋肉がついてしまうためにどんどん身体が歪んでいってしまいます。

肩こりや腰痛、頭痛やめまいまた疲れやすくイライラする(集中できない)など姿勢が悪いと見たにももちろん良くないですが、心配なのは健康面での影響です。

 

 

今からでも遅くありません。コンディショニングトレーニングを行い、基本姿勢と取り戻しましょう!